サッカーシャツ インにする?アウトにする?どっち?
サッカーのシャツをインにすることについて考えてみた。
サッカーの競技規則で「シャツをインにしてプレーしなければならない」というルールは、2012年に撤廃されており、シャツをアウトにすることはルール上全く問題は無い。ただ、僕の住んでいる地域のジュニアサッカーの現場では、今も多くのチームの子がシャツをインにしてプレーしており、大会の時にシャツを出していると審判に注意される。
シャツを出しているとだらしないという見た目の問題だったり、シャツが出ていると接触プレーの時にケガをするリスクがあるという配慮だったり、「そういうものだからそうしろ」という”伝統”だったりするのだろう。
今はプロ選手のほとんどがシャツをアウトにしてプレーしている。以前、鹿島アントラーズにいた金崎選手が、シャツをインにしたいと希望したが、スポンサーのロゴが見えなくなるのでクラブから反対されたというエピソードもあった。
今のユニフォームはシャツをアウトにすることを想定してデザインされているそうだ。アウトにして見えるように腰の部分にスポンサーのロゴが入っていたりもする。
シャツをインにするか、アウトにするかで運動後の体温が4~5度違うとのこと。(サーモグラフィー測定値)
これは2018年のニュースだ。
夏の暑い時期に体温が4~5度違うとパフォーマンスにはかなり大きな差が出ると思う。
シャツをアウトにしている大人が、子供にシャツインを強制することに、僕は違和感を感じている。熱中症が話題になってもシャツインの伝統は変わっていない。
主役である子供達にとって、はたしてどっちが良いのだろうか?
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