フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

メンタル

トレセンへのチャレンジを成長に繋げよう

僕の地域では、コロナ禍により例年よりも遅れて、トレセンのセレクションが今行われていて、うちのチームからも何人かの子がチャレンジしている。 トレセン制度については賛否両論あるようだが、セレクションにチャレンジしようという気持ちや、一歩踏み出し…

ジュニアサッカーとパワハラ について

スポーツ界ではここ数年、指導者による選手へのパワハラが度々問題となった。サッカー界においても、Jリーグや高校サッカーなどで、監督やコーチによる選手へのパワハラが問題となることは多い。 2020年6月、大企業を対象として施行されたパワハラ防止法が、…

今日は何をねぎらう?

「今日は何をねぎらう?」 "サッカーコーチのコーチ"倉本和昌さんは、このメッセージを毎日、自分の目に入るようにスマートフォンにアラーム設定をしていたそうだ。 ”ねぎらう”とは、 結果の前の段階【気づいたこと、意欲(やろうと思ったこと)、行動した…

周りに良い影響を与える人に

新年度がスタートし、リーグ戦も始まってきている。学年が1つ上がり、新チームとしてスタートした中で、責任感を持ってチームに良い影響を与えようとする子が出てきた。サッカーはチームスポーツで、誰か一人が周り(チーム)に影響を与えることが多い。ポ…

努力を成長につなげる

努力をすれば必ず成功するわけではない。スポーツには勝者と敗者がいて、誰もが勝者になれるわけではない。同じ練習をしていても、どんどん上手くなっていく子もいれば、そうではない子もいる。 努力をすれば必ず報われるわけではないけど、努力をすることの…

発達障害について知ろう

【発達障害とは】:生まれつき脳の一部の機能に障害があることによる特性。本人の得意・不得意などの特性と、環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生するもの。 発達障害は見た目には分かりにくく、「わがまま」「困った子」「変わ…

発達障害とジュニアサッカー

発達障害という言葉は、世間でも広く認知されるようになり、ジュニアサッカーにおいても発達障害の子供への理解は少しずつ大きくなってきていると感じますが、よりチームプレーや規律が求められるようになる高学年になると、様々な原因からサッカーを辞めて…

ネクストメンタリティ

小野剛さん著「サッカーコーチングレポート」で、良い監督の条件として ・サッカーへの情熱、進歩への向上心・専門的知識、マネジメント能力・ネクストメンタリティ が挙げられています。 ネクストメンタリティとは、勝った時も負けた時も、強い気持ちとモチ…

君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使わない

「恋人でも友達でもそうだが君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使ったらダメ。大切にされてないと感じたら即座に距離を置け。それが原因で絶交しようと別れようと関係ない。君を大切にできない人に君と関わる資格はない。一方通行の人間関係は君…

セルフトーク

【セルフトークとは】: 頭の中で自分自身に語りかけている言葉のこと。 人間は1日に3~5万回セルフトークを発していると言われています。通常、人間の思考は頭の中の言葉で行われます。 人間の潜在意識は言葉から影響を受け、思考が行動や習慣へと影響を与…

質問→気づき=オートクライン効果

人は質問をされることでベクトルが自分に向き、自分と会話をする中で気づき、答えを見つけていきます。 子供の意欲を引き出すには、指示や助言ではなく信頼関係を構築し、認め・聴き・問いかけることが大切です。 僕たち大人は、ついつい今までの経験から来…

承認欲求から自由になろう

SNSを始めた頃、何気ない日常を書いただけで、いいね!ボタンを押してもらったり、リツイートされると何だか嬉しかった。それが、段々と、いいね!を貰いに行くようになって、いいね!が少ないと不安になったり、書くことがストレスに感じたりするようになる…

応援される人になろう

強いチームでもそうでないチームでも、応援されるチーム・応援したくなるチームがあると思います。 また結果を出しているかどうかに関わらず、応援したくなる選手もいると思います。 応援はチカラをくれます。自分(たち)が持っている以上のチカラを発揮出…

自己覚知

”一番難しいことは自分自身を知ることであり、一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。” タレス(ギリシャの哲学者) 「自己覚知」とは: (対人援助者として)自分をコントロールするために、自分の考え方、価値観、どんな時に感情が揺れ動…

ドリームキラー

ドリームキラー:「夢を壊す人」という意味 きみが、夢を誰かに話した時に、それを否定するような言葉を使って、きみの夢を壊そうとしたり、その夢を考え直させるようなことを言ってくる人のこと (例)「きみには無理だ、難しい、出来るわけがない」「もっ…

信頼関係を築く

[信頼]:信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。(デジタル大辞泉) 「人間のパフォーマンスは『何を』、『どんな心でやるか』でできている」(辻秀一) チームビルディングでは、「信頼関係の構築」が何よりも大切だ。「体」…

レッテル

発達段階の子どもに対する大人の過度な意味づけやレッテルは、子どもにとって大きなプレッシャーになったり、自信喪失につながるリスクがある。 また他の子どもとの比較や、失敗に対するくり返しの批判は、子どもの自己肯定感を低くしてしまう。 子どもにと…

今、自分が出来ることにベストを尽くそう

サッカーには勝敗を競い合う相手チームがいて、どんなに強いチームでも負けることはある。天候やコンディションや審判の判定や対戦相手は変えられないし、チームメイトのミスや過去の結果を変えることは出来ない。 「他人と過去は変えられないが、自分と未来…

ほめるとおだてる

・ほめる[褒める/誉める]:人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。 ・おだてる[煽てる]:うれしがることを言って、相手を得意にさせる。もちあげる。 褒めるは、相手の行動を評価して(価値を発見して)それを伝えること。 煽て…

ジュニアサッカーと罰走

令和の時代に入っても、ジュニアサッカーの現場では未だに理不尽な練習を強いるチームがある。 「水を飲むな!気合いが足りないから喉が乾くんだ!」というようなチームはさすがに無くなったと思うが、試合後に罰走をしているチームを見かけることはある。 …

心が動く時

「人間のパフォーマンスは『何を』、『どんな心でやるか』でできている」 (辻秀一・スポーツドクター) 試合中、コーチや監督が大声で指示を出して子供達にプレーを細かく強制し、子供達を駒のように動かしているチームを時々見かける。子供達はベンチを見…

価値観の押し付け

「お前のこと思って厳しく言ってるんだ」 「そんなんじゃ良い選手になれないぞ。◯◯しなきゃいけない、××しちゃダメだ」 このような保護者やコーチの発言はよくあり、それは子供への愛情から子供の幸せを願って言っているケースが多い。 子供は未熟で自分より…

課題の分離

課題の分離とは 自分の課題(自分がコントロールできること) と他者の課題(自分にはコントロールできないこと)を分離し、 他者の課題には踏み込まないようにすると同時に他者にも自分の課題に踏み込ませないようにすること。 「その課題について最終的な…

"楽しい"と"楽をする"ということ

「“楽しい”と“楽”は違うよ“楽しい”と“楽”は対極だよ 楽しいことがしたいんだったら楽はしちゃダメだと思うよ」 (甲本ヒロト) 結果だけを求める人を否定して、その対極の楽しさだけを求める人がいる。 楽しさは大事。楽しくなければ続けられない。 ただ、そ…

人のせいにすること

「善悪の区別はついてるぜ!!俺を正しく評価するものは“善”!!低く評価し認めないものが“悪”だ!!」 (上弦の鬼 獪岳〜鬼滅の刃) 上手くいかなかった時、誰かのせいにしたり、天気やケガのせいにする人がいる。 "負けたのは審判のミスジャッジのせいだ" …