秀岳館高校サッカー部の暴行事件について
(※写真は事件とは関係ありません)
事件の経緯としては、サッカー部のコーチが部員(生徒)を一方的に暴行する動画が拡散され、暴行は日常的に行われているという情報が出る。
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秀岳館サッカー部の公式アカウントから、サッカー部のキャプテンや暴行を受けた部員、暴行動画を投稿した部員など数名の部員が実名を出して謝罪動画を投稿する。
(関係者に心配をかけたこと、暴行を受けた部員はその日コーチを馬鹿にする発言をしてしたこと、暴行は日常的に行われてはいないこと、動画を投稿し多くの方を不安にさせてしまったと謝罪する内容)
※その後、この動画は削除される
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サッカー部監督が情報バラエティ番組に出演し謝罪。
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監督本人と思われる音声動画がSNSで拡散される。
(暴行を受けた部員は被害者だが、動画を投稿した部員は加害者で、一番の被害者は監督の自分である。弁護士に相談し、損害賠償を請求する準備も考えている、と動画を投稿した部員を恫喝する内容)
2022.4/26現在の時点での情報で、まだ不明な点も多いが、
加害者であるコーチや監督ではなく、被害者を含めた部員達が最初に謝罪する(謝罪させられている?)ことに違和感を強く感じる。
子供達の未来を犠牲にして、大人達が自分の立場を必死に守ろうとしているだけに見える。
コーチを馬鹿にしたら暴行をされても良いのか?
暴行をしたコーチや監督ではなく、暴行の事実を明らかにした部員が悪いのか?
実際にあった暴力を正当化して、サッカー部のイメージや大人を守ることが正しいことなのか?
監督は被害者ではなくチームの責任者であるはずだ。
子供に暴力を振るう人間はもちろんだが、子供達の未来に対する責任を感じれない人間が、コーチや監督を名乗るべきではないと僕は思う。
”私たちは、選手の未来に触れている”
アンディ・ロクスブルク
(元UEFA技術委員長)
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