ヘッドダウンの癖
先日、知り合いの子がジュニアユースの試合に出ていたのを見る機会があった。元々小学生の頃から、ボールを持つとヘッドダウンする癖がある子だったが、2年ぶりぐらいにプレーを見ると、ヘッドダウンの癖は変わっていなかった。
頭を下げてボールばかりを見てプレーするため、すぐ寄せられてボールを失ってしまったり、周りが見えず適当なパスをして奪われるなど、ヘッドダウンの癖はサッカーではかなりのマイナスとなる。顔が上がっていれば、敵は簡単に寄せられないし、周りが見えるためプレーの選択肢は増える。
その子の小学生時代のチーム練習は、コーチからのフィードバックが無い中で、対面パスやドリブルドリルを長時間繰り返すことが気になっていた。反復練習の中で自分自身で気づける子は成長出来るのかもしれないが、間違った癖を修正せず反復することは間違った癖を強化してしまうことになると思う。
やはりそういう癖は小学生の間(12歳まで)に直してあげないとなかなか直らないんだなぁということ、そしてフィードバックの大切さを実感した。
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