フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

声を出すこと自体が「目的」になっていないか

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サッカーにおける"声かけ"は非常に重要です。

サッカーでは、"後ろの声は神の声"という言葉があり、味方に状況を伝えてあげる声はまさに”神様の声”なのです。

最近はコロナ禍の無観客試合や応援禁止試合のピッチから選手の大きな声が聞こえてきて、びっくりした人も多いかと思います。

 

サッカーの声かけの主な目的は
・味方に周りの状況を教えてあげる
・味方に自分の意思を伝える
・味方を励ます,チームを鼓舞する
ことにより、チームのパフォーマンス向上に繋げること、そしてパフォーマンス向上によりもたらされるチームの勝利です。

 

声を出すこと自体は目的ではなく、"目的を達成するための手段の一つ"に過ぎません。

 

声を出すこと自体が目的になってしまうと、

「そこ(FW)、決めろよー!」
「キーパー、止めろよー!」
「今のお前(のせい)だろー!」
など、味方へのダメ出しばかりの声になってしまうことがあります。
ベンチからも同様のダメ出しや、「◯◯、声出せよー!」という怒鳴り声が響いているチームをたまに見かけることがありますが、多くの場合(特にジュニア年代では)そういう声かけはチームのパフォーマンスを下げてしまっていることが多いと思います。

 

手段と目的を入れ替えてはいけません。
声を出すこと自体は目的ではなく、手段の一つに過ぎないのです。

 

考えてみましょう!

チームや仲間のためにどんな声かけが必要だろう?
どんな言葉をかけられたら、気持ちが前に向けるだろう?

 

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