フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

スポ少のママカースト

ママカーストと言う言葉がある。スポーツ少年団などでのお母さんの間の序列・階級のことだ。

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もちろんFIFAランキングのように実際に存在するわけではなく、”空気”としてそれを意識する人、感じやすい人がいるというのもあると思う。集団の中での順位関係については、女性の方が敏感だと聞いたことがある。
カーストが出来やすい条件としてはまずコミュニティーがあり、そのメンバーの関わりが多くなること。なので、スクール<クラブチーム<少年団の順でママカーストはより形成されやすいと言えるだろう。ママ達の関わりが増えるからだ。

 

ボスママやその取り巻きママ達が、ターゲットを作って無視をしたり、わざと連絡をしなかったり、裏のLINEグループを作って陰口を言うといった陰湿なイジメもあると聞く。
妬みや嫉み、虚栄心、不安や空虚感などの負の感情が、そういったものを作り出してしまうのだと思う。

 

距離感が大切なのかなと思う。たかがスポ少、一生のうちのわずか数年のこと、小さな小さなコミュニティの中でのこと、通りすがりの関係でしかない。そしてサッカーの主役はあくまで子供達だ。
残念だけど、中には良心や罪悪感を全く持たない方もいる。陰湿なイジメで気持ちが病んでしまうようなら環境を変えることも選択肢の一つかもしれない。
親が元気でなければ子供はサッカーが出来ないし、逃げることは全く悪いことではない。

 

もちろんコーチにも目に見えないランキングみたいなものはある。年齢、コーチとしての経験、元々のサッカー選手としての経験などで、発言力や影響力は変わってくる。
自分や自分の子供が有利になるように、発言力や影響力の大きいコーチに取り入ろうとする保護者の方も中にはいる。監督やコーチの奥様が大きな態度を取るケースもあるだろう。

 

大人達のそういう関係性・空気を子供達は結構敏感に感じ取っているものだ。子供達の成長の場である少年団で、一番成長しなければいけないのは、僕達大人なのかもしれない。

 

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