意見の食い違いから学ぶ
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
(ヴォルテール・フランスの哲学者、文学者、歴史家)
※今回は、福富信也さん(スポーツ指導者)のチームビルディングのセミナーと本から学んだ内容です。
サッカーの試合では、ピンチとチャンスは紙一重であり、FWとDFなど立場によって見え方・捉え方が違うことも多い。一方向からではなく、別の角度からの意見を聞くことで、自分とは違う視点に気づいたり、新たな選択肢を持つことが出来る。チームや個人の成長のために、自分と異なる意見から学ぶ"オープンマインド"の姿勢を持つことが大切だ。
本当に優秀なリーダーは敢えて自分と違う意見・アイデアを持つ人を近くに置くという話がある。自分に都合の良い意見しか受け入れない人は、陰口を叩かれるだけの裸の王様となり、成長のチャンスを逃してしまう。自分とは異なる意見からも学び、成長に繋げよう。
誰も本音を言わない偽りの平和ではなく、みんなが意見を出し合い、意見の食い違いから学べるチームの方がより強く、成長していける。メンバー同士がそれぞれの違いを認め、みんなの個性を尊重することでチームは多様性を持ち、どんな困難にも適応出来る強いチームになっていく。
★意見を伝える上での約束
①仲間をリスペクトすること
②すべての言動がチームの成長につながっていること
★意見を伝え合う上での注意点
・いろんな意見があり、サッカーにも人生にも絶対の正解は無いことを知ろう
・白黒思考(0か100かの二分思考)に陥らないこと
・価値観が多様化し、常に進化が求められる時代に、サッカーを通じて、柔軟に変化に対応出来る子供、自分の力で(また仲間と一緒に)問題を解決していける子供を育てていきましょう。
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