コーチと保護者の距離感
子供のサッカーにおいて、保護者の存在は非常に大きい。特に小学生年代は。保護者によってその子の成長が大きく左右されることも多いと思う。
練習の時や試合の時に、近くまで入ってきてしまう保護者も中にはいる。過保護や過干渉、サイドコーチングという問題もある。
クラブチームと少年団チームの違いもあって、どの位の距離感が正解なのか、答えはないと思う。試合の時は保護者と子供・コーチのテントを完全に分けているチームもあるし、みんなで和気あいあいとしているチームもある。
僕は子供の自立のために、試合の時は保護者の方にはベンチと離れて見守ってほしいと考えている。
僕がいるのは少年団チーム。クラブチームと違って保護者や地域のボランティアが協力し、支え合って作っていくチームだ。クラブチームのようにコーチと保護者の距離が遠いと、保護者は疎外感を感じてしまうこともあるかもしれない。
コーチだけではどうしても成り立たないのが少年団チーム。保護者の協力を得るためには、保護者が「自分もチームの一員だ」と思えることが大事だと思う。
保護者が主体的にチームづくりに参加出来るように、「保護者との距離感をコーチとして気をつけた方が良いよ」と以前、嫁さんに言われて反省したことがある。
保護者への感謝の気持ちや労いを忘れずに適度な距離感を持って、子供達の成長のために今日も頑張っていこうと思う。
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