フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

スポ少コーチの(余計な)プライド

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成長するために手放した方が良いものの一つとして(余計な)プライドが挙げられると思う。
(向上心だったり責任感だったり、大切にしたいプライドも、もちろんある)

 

スポーツ少年団のコーチの中には(僕も含め)、なかなか捨て切れない・手放せない(余計な)プライドを持っている方も多いかもしれない。

 

・今までのやり方、自分のやり方への過度なこだわりがある

・自分と違う意見は受け入れない

・他のコーチには練習を任せない、または他のコーチのやり方を陰で否定する

・自分が認めている人の意見は聞くが、そうではない人の意見は全く聞かない、など。

 

余計なプライドを持ってしまう原因としては、


①自信過剰(過信)による勘違い
②自分に自信が無いこと(劣等感)を無意識に隠そうとする自己防衛本能

 

などがあると思うが、今回は②の劣等感から来るプライドについて考えてみたい。

 

劣等感が強いことにより、

「他の人より上に立ちたい」

「なめられたくない」

「馬鹿にされたくない」

等の思いや、理想の自分を守るために、自分を否定する意見・自分とは異なる意見を排除したり、過去の成功体験にしがみつき、今までの常識を疑ったり変えることが出来ないのではないかと思う。

 

勘違いではないしっかりとした自信自己肯定感を持っている人は、ありのままの自分に(時には失敗したり、笑われることもある自分にも)OKを出せると思うし、自分とは違う意見も聞き入れられるのではないかと思う。


また、サッカー経験の有無や年齢などに関わらず、他の多くの人から(時には子供からも)学ぶ姿勢・謙虚さを持てるのではないだろうか。

 

コーチだって失敗する、ダメな所もいっぱいある、良い所もダメな所も含めてありのままの自分自身を受け入れることが大切だと思う。

またサッカーと同じで、中に入ってみると見えなくなる部分が、外からは見えることだってある。

 

スポーツ少年団は、サッカーがしたい子供と保護者、地域住民と指導者のチームだ。コーチは、保護者や子供から、もっともっと学んでいいはずだと僕は思う。

(もちろん聞き入れるべきではないただの文句と聞き入れるべき意見は分けて考えるべきだが)

 

自分自身の成長や子供の成長、チームの成長を阻害してしまっている余計なプライドを抱え込んでいませんか?

 

選手達は未熟だ。

そして・・・

俺達も未熟だ。

監督は神様にはなれない。

だから・・・もっと肩の力 抜いてやってくれ。

 (福田達也・アオアシ

 

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