フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

発達障害について知ろう

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発達障害とは】:
生まれつき脳の一部の機能に障害があることによる特性。
本人の得意・不得意などの特性と、環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生するもの。


発達障害は見た目には分かりにくく、「わがまま」「困った子」「変わった子」などと誤解され、叱られることで、やる気や自信を失くしてしまいがちです。不登校や引きこもり、うつ、非行などの二次障害を防ぐためにも、発達障害への理解が大切です。発達障害は本人の努力不足や怠けではなく、親の育て方の問題でもありません。「困った子」ではなく「困っている子」と考え、サポートしていきましょう。

 

発達障害の割合】:
2012年に文部科学省により、全国の公立小中学生約5万人を対象にした調査結果で、発達障害の可能性のある児童生徒の割合は6.5%でした。支援学校などに通っている児童生徒などを含めるとさらにこの割合は大きくなると考えられます。

 

発達障害の種類】:

 

自閉症スペクトラム障害ASD)]
(特徴)
臨機応変な対人関係やコミュニケーションが苦手
・こだわりが強い
相手の意図を汲み取る(いわゆる“空気を読む”)ことが苦手。人と視線を合わせない、表情が乏しい。強いこだわり、パターン化した行動。融通が利かず、予想外のことが起きるとパニックを起こしてしまう。など

 

(注意点)
コミュニケーションが苦手なため仲間外れにされたり、集団での活動が上手く出来ずに注意されることがある。また相手の気持ちが理解出来ずにケンカになったり、自分の気持ちを分かってもらえずに癇癪を起こす。こだわりが強く、変化が苦手なため、スケジュールが急に変わるとパニックを起こすことがあり、わがままだと誤解されたり、本人のこだわりを無理やりやめさせられそうになってパニックを起こすことがある。

 

ADHD(注意欠如・多動性障害)]
(特徴)
・不注意
・多動性
・衝動性
集中力がない、落ち着きが無くじっとしていられない、思いつきで行動してしまう。忘れ物や物を失くすことが多い、過度のおしゃべり、順番を待つことが苦手。些細なことで大声を出したり手を出したりしてしまう。など

 

(注意点)
やるべきことがあっても集中力が続かず、他のことを始めてしまったり、忘れ物やミスが多く、片付けや整理整頓も苦手なため、注意されることが多い。じっと座っていることや順番を待つことが難しいため、周囲とケンカになってしまうことがある。感情のコントロールが苦手なため、カッとしたりイライラしやすく、些細なことでも手が出てしまうことがある。行動がコントロール出来ず、おしゃべりがやめられない。先生の指示で動いたり周りと合わせて行動したりするのが苦手なため注意や叱責を受けやすい。


学習障害(LD)]
(特徴)
「聞くこと」、「読むこと」、「話すこと」、「書くこと」、「計算すること」などのうちの特定の分野(または複数の分野)が苦手。

 

(注意点)
なぜ出来ないのか理解してもらえないことがある。得意な分野と不得意な分野の差があるため、障害ではなく、その子の勉強不足、努力不足と捉えられて、注意や叱責を受けやすい。

 

※上記の3つの障害を重複していることもあり、人により様々な特性が出てくることがあります。

 

[その他]
チック障害、吃音(症)など

 

発達障害のグレーゾーン】
グレーゾーンとは発達障害の特性があるものの、診断基準は満たさない状態を指すもの。はっきりと診断された場合と比べ困難は少ないと思われがちですが、周りの理解や支援が得られにくいなど、グレーゾーンならではの悩みもあります。

 

発達障害の二次障害とは?】
発達障害を持つ人は、適切な支援を受けることが出来なかったり、環境が合わなかったりすることで、不登校や引きこもり、不安障害、うつなどを発症してしまうことがあり、それを二次障害と言います。二次障害の症状は個人によって異なります。

・二次障害の原因:
ミスをしやすい、空気が読めないなどの発達障害の特性により、注意や指摘、叱責などをされる機会が多く、日常的にかなりのストレスを感じることもあり、その結果、自分を否定的に捉えたり自信を失くして、引きこもりや不安障害、暴力的な行動、うつ症状などに繋がってしまうことがあります。

 

【療育とは】
療育とは、個々の発達や障害特性に応じて困りごとを解決したり、将来の自立や社会参加を目指し支援をすること。保護者が子供との接し方を学ぶペアレントレーニングなどがあります。療育は発達障害の二次障害の予防にも繋がります。

子供は、一人一人発達のスピードが違います。特に発達障害のある子供は、その子の特性に合わせた関わりをすることで、出来ることを増やしたり、隠れている力を引き出すことが可能と言われています。

 

薬物療法
症状によっては薬による治療が必要になる場合もあります。(原則として6歳以上から処方が可能)
薬物は障害を根本的に治すものではなく、症状の緩和が目的です。また、副作用が出ることもあるので医師とよく話し合い、容量・用法を守った服用を心がけましょう。

 

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