自己覚知
”一番難しいことは自分自身を知ることであり、一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。”
タレス(ギリシャの哲学者)
「自己覚知」とは:
(対人援助者として)自分をコントロールするために、自分の考え方、価値観、どんな時に感情が揺れ動くかについて知っておくこと。
対人援助とは、相手の価値観や感情に寄り添い、その人自身が答えを導き出せるように支援することです。
→そのためには、
- 援助する際に自分の価値観で相手の話を受け止めないこと(主観で受け止めると感情が動くため、客観的な視点が必要 ※客観的は他人事とは違う)
- 偏見や思い込みが入らないようにすること
- 自分の価値観を自覚した上で、相手に自分の価値観を押し付けないこと
が必要です。
”自分の考え方、価値観、どんな時に感情が揺れ動くのかを考えてみましょう。”
- 「自分にとっての正義とは?」
- 「自分が許せないこととは?」
- 「自分はどんなことを受容出来てどんなことを受容出来ないのか」
[ポイント]
- 自分の「好き」と「嫌い」を知る
- 自分がどんな時に感情的(喜怒哀楽)になりやすいかを知る
- 自分の価値観を知る
→内なる自分と対話し、答えを見つけていくことが"自己覚知"のプロセスです。
[対人援助以外での自己覚知]
自分がどんなことに怒ったり、悲しんだり、感情を揺れ動かされるかを理解しておくことで、自分の心と体の負の変化をあらかじめ予測出来るようになります。
→自分の心の中に余裕を生み、目の前のことに全力でエネルギーを注げるようになるため、サッカーでも良いパフォーマンスを発揮することが期待出来ます。
ぜひ参考にしてみてください。
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