フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

アシスタントコーチの役割

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僕は現在、サッカー少年団でアシスタントコーチとして関わらせてもらっている。

 

サッカーチームでは同じカテゴリーに2人以上のコーチがいる場合、メインコーチ・アシスタントコーチなど役割を明確にした上で、目標を共有することが大切だと思う。指示系統が2つ以上あると選手が混乱するし、コーチの役割が曖昧だと意見が割れて揉める原因になる。「船頭多くして船山に上る」と諺にもあるように、大勢の親方がみんな好き勝手に指示を出していたら、チームはおかしな方向に進んでいってしまう。

 

また個人的な意見だが、僕のようなお父さんコーチは自分の子供がいるカテゴリーのメインコーチにはならない方が良いと思う。試合の采配やメンバー選考について、やっぱりお父さんコーチは、どうしても信用されないと思う。知識や経験や実力がどうとかではなく、コーチの子供がそのチームにいるからだ。

 

さて、アシスタントコーチの役割として僕が考えていることや勉強したことについて以下に書いてみた。

 

・練習において:

練習が円滑に進むようにメインコーチに協力すること

(メインコーチとの打ち合わせ、準備や片付け、デモンストレーションの手伝い、複数人の練習で人数が足りない時に選手として入る、遅れてきた子供やケガをした子供の対応、まだサッカーを始めたばかりの子供のフォロー、メインコーチの方針・チームコンセプトに沿ったコーチング、保護者との情報交換、キーパーコーチとしての仕事など)

 

・試合において:

試合の采配など決定権と責任を持つメインコーチの意思決定をサポートすること

(試合前の準備や試合後の片付け、選手交代のサポート、交代選手の準備、練習で取り組んできたことやメインコーチの方針・チームコンセプトに沿ったコーチング、メインコーチが見えなかった部分のフォロー、メインコーチの精神面のフォロー、審判や代表者会議への出席、他に写真やビデオ撮影、試合分析、スコアシートの記入、対戦相手のスカウティングなどの仕事もあるかもしれない)

 

・その他において:

メインコーチと選手(と保護者)の間を繋ぐ円滑油としての役割

(子供達とは“友達”ではなく“選手とコーチ”として信頼関係を築く、選手の意見をしっかり聞いてアドバイスをする、普段から世間話もして悩みを打ち明けられる関係を築く、選手や保護者の悩みを聞き、必要に応じメインコーチと協力して対応していく)

 

最終決定はメインコーチが行い、その決定には従うこと、ただチームや子供の成長に繋がると思う意見はきちんと伝えていくことが必要。その場合は、2人だけの時に伝えるなどメインコーチの顔を潰さないような配慮が大事だと思う。そしてメインコーチの依頼には全力で応えること、メインコーチの悪口は絶対に言わないこと、チームのために全力を尽くすことが大切だと思う。

 

いろいろ書いてみたが、見直してみると自分自身、9割ぐらい出来ていないような気がしてきた。まぁ伸びしろ9割ってことで、出来る範囲でベストを尽くしていきたい。

僕と同じアシスタントコーチの皆様、いっしょに頑張っていきましょう!

 

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