当たり前の反対は
この一年、新型コロナウィルスの影響により世界が変わってしまった。
今まで当たり前と思っていた日常が失われ、子供達は当たり前だった学校に行けず、サッカーが出来ない日々を経験した。
今日と同じように明日が来ることは当たり前じゃないし、サッカーが出来ることも当たり前じゃないと気付いた。
たとえコロナが終わったとしても、今、サッカーが出来ることは当たり前なんかじゃない。
当たり前の反対は有り難し。
「有る事が難しい」と書く。
ありがとう[感謝]のことだ。
サッカーは一人では出来ない。
チームメイトがいて競い合う相手がいて、審判がいて監督やコーチがいる。
会場予約や連絡調整、会計など、多くの人の協力があって初めてサッカーが出来る。
送り迎えをしてくれるお父さんや、おにぎりを作ってくれるお母さんの協力もあると思う。
それは当たり前のことじゃない。
サッカーをしている君へ。
サッカーが出来る今日という日は当たり前じゃない。
君がここにいることも当たり前じゃない。
君は多くの人に支えられて生きている。
そして君も誰かを支えている。
君が生まれてきたから、お父さんやお母さんになれた。
君がいるから、コーチとして頑張れた。
君の頑張っている姿を見て、励まされ勇気をもらった。
そこに君がいるから。
仲間のことも家族のことも、支えてくれるみんなのことを大切にしよう。
そしてそれと同じように自分自身のことも大切にしよう。
君がいること、みんながいること、それは当たり前じゃないんだから。
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