フットボール デイズ

日々学び成長したい。ジュニアサッカーの保護者・審判・コーチそれぞれの立場から、自分が思うことを書いてます。

発達障害とジュニアサッカー

発達障害という言葉は、世間でも広く認知されるようになり、ジュニアサッカーにおいても発達障害の子供への理解は少しずつ大きくなってきていると感じますが、よりチームプレーや規律が求められるようになる高学年になると、様々な原因からサッカーを辞めて…

スポ少の温度差

スポーツ少年団では、熱心な保護者と、そうではない保護者の”温度差”がトラブルになることがある。熱心な保護者は積極的にチームの仕事に参加したり、応援にも熱が入り、練習内容や試合での采配にまで口を出す方も中にはいたりする。一方、送迎をするだけで…

サッカーのキャンセル力

サッカーは「よーいドン」でスピードを競ったり、ぶつかるパワーを競う競技的な側面もあるが、フライングをしたり、後出しジャンケンで相手の逆をつく駆け引きを楽しむゲーム的な側面もある。 キャンセルとはシュートを打とうとして、相手がシュートブロック…

ネクストメンタリティ

小野剛さん著「サッカーコーチングレポート」で、良い監督の条件として ・サッカーへの情熱、進歩への向上心・専門的知識、マネジメント能力・ネクストメンタリティ が挙げられています。 ネクストメンタリティとは、勝った時も負けた時も、強い気持ちとモチ…

育成改革(指導者改革)について

先日、スペインのビジャレアルの育成改革(指導者改革)についての記事を読みました。 www.sakaiku.jp 2014年にビジャレアルのアカデミーで行われた育成改革の紹介で、目的は指導者改革により選手の変革をうながすこと。 内容は、指導風景を撮影し、映像をも…

サッカーの楽しさとは

「スポーツ」の語源はラテン語の「deportare(港を離れる)」。 日々の生活から離れること、気晴らしをする、楽しむ、遊ぶなどを意味します。 サッカーも本来は非日常を楽しむ遊びです。 ではサッカーの楽しさとは何でしょうか? ・思いっきり身体を動かす楽…

毎日5分の積み重ね

日々の積み重ねが人を作っていく。 たったの5分でも、1ヶ月続ければ2時間半になり、1年で30時間になります。 子供達に伝えるために、言葉の説得力を出すために僕も1日5分、必ずボールタッチをするようにしました。 老化に抗いながら、日々を積み重ねていこう…

君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使わない

「恋人でも友達でもそうだが君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使ったらダメ。大切にされてないと感じたら即座に距離を置け。それが原因で絶交しようと別れようと関係ない。君を大切にできない人に君と関わる資格はない。一方通行の人間関係は君…

セルフトーク

【セルフトークとは】: 頭の中で自分自身に語りかけている言葉のこと。 人間は1日に3~5万回セルフトークを発していると言われています。通常、人間の思考は頭の中の言葉で行われます。 人間の潜在意識は言葉から影響を受け、思考が行動や習慣へと影響を与…

勘違いコーチにならないために

少年団チームは、コーチが勘違いしがちな環境だなぁと感じます。 ※もちろんしっかりとチームマネジメントされているチームも多いと思いますし、あくまで個人的な意見として、あくまで自分への戒めとして書いてます。。 保護者側の要因: ・コーチに対し、過…

2秒先の未来が見えるマシン

サッカーは、 ①攻撃、①攻→守の切り替え、③守備、④守→攻の切り替えという4つの局面が、絶え間なく変わり続けるスポーツです。 相手より多くゴールをするためには、相手より速く(早く)プレーすることが求められます。近年のサッカーは、ハイプレッシャー、攻…

質問→気づき=オートクライン効果

人は質問をされることでベクトルが自分に向き、自分と会話をする中で気づき、答えを見つけていきます。 子供の意欲を引き出すには、指示や助言ではなく信頼関係を構築し、認め・聴き・問いかけることが大切です。 僕たち大人は、ついつい今までの経験から来…

承認欲求から自由になろう

SNSを始めた頃、何気ない日常を書いただけで、いいね!ボタンを押してもらったり、リツイートされると何だか嬉しかった。それが、段々と、いいね!を貰いに行くようになって、いいね!が少ないと不安になったり、書くことがストレスに感じたりするようになる…

M-T-M(Match-Training-Match)

サッカーにはM-T-Mというメソッドがあります。オランダでは、M-A-T-M(Match-Analytics:分析-Training-Match)と言う考え方だそうです。ゲームで日頃のトレーニング成果を確認・分析するとともに、課題を抽出してトレーニングメニューを作成し、トレーニング…

応援される人になろう

強いチームでもそうでないチームでも、応援されるチーム・応援したくなるチームがあると思います。 また結果を出しているかどうかに関わらず、応援したくなる選手もいると思います。 応援はチカラをくれます。自分(たち)が持っている以上のチカラを発揮出…

情熱は足りているか

「情熱は足りているか」という言葉は、本田圭佑選手が、困難に直面した時に自分に問いかける言葉として有名です。 うまくいかないことがあった時も、誰かのせいにはせず、常にベクトルを自分に向け、自分の責任で困難に立ち向かって行く、そんな本田選手らし…

2020/21フットサルルール改正まとめ

今回は、2020/21フットサルの競技規則の主な改正点についてまとめてみました。 [ピッチ]・(改正前)→ゴールが守備側競技者によって動かされた場合は、その後ゴールが決まっても得点として認められない。・改正後→ゴールが守備側競技者によって動かされて…

自己覚知

”一番難しいことは自分自身を知ることであり、一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。” タレス(ギリシャの哲学者) 「自己覚知」とは: (対人援助者として)自分をコントロールするために、自分の考え方、価値観、どんな時に感情が揺れ動…

教えない指導

サッカーのコーチングでは、教えないこと(教え過ぎないこと)が大事だと言われることが増えました。子供に問いかけて、子供自身が答えを見つけるのを待つというやり方です。(かなり大雑把に言うと)子供が自分で見つけた答えなら忘れない。コーチが教えた…

声を出すこと自体が「目的」になっていないか

サッカーにおける"声かけ"は非常に重要です。 サッカーでは、"後ろの声は神の声"という言葉があり、味方に状況を伝えてあげる声はまさに”神様の声”なのです。 最近はコロナ禍の無観客試合や応援禁止試合のピッチから選手の大きな声が聞こえてきて、びっくり…

コーチへの苦情

うちの上の子が所属するジュニアユースチームで保護者からコーチへの苦情があった。(上のカテゴリーへ参加する選手の選考に対する不満、選手采配に対する不満、練習内容が面白くないという内容)また、先日はうちの下の子と僕が所存する少年団チームの1,2年…

「常識を疑え」

プロ野球、巨人のコーチングスタッフに、桑田真澄さんが投手チーフコーチ補佐として入ることになった。桑田さんと言えば、Mattのお父さんとして今では有名だが、現役時代はすごいピッチャーだった。そして学生スポーツの勝利至上主義反対派としても有名であ…

大人の予想を超えていけ

「あいつはあそこのチームじゃ通用しないでしょ」とか「あいつはダメですね、伸びないですよ、気持ちが弱いから」とか、子供に対する大人のそういう決めつけが嫌いだ。 卒団式の時期が近づいている。6年生は来年の進路をそろそろ決めて、クラブチームでサッ…

アシスタントコーチの役割

僕は現在、サッカー少年団でアシスタントコーチとして関わらせてもらっている。 サッカーチームでは同じカテゴリーに2人以上のコーチがいる場合、メインコーチ・アシスタントコーチなど役割を明確にした上で、目標を共有することが大切だと思う。指示系統が…

ドリームキラー

ドリームキラー:「夢を壊す人」という意味 きみが、夢を誰かに話した時に、それを否定するような言葉を使って、きみの夢を壊そうとしたり、その夢を考え直させるようなことを言ってくる人のこと (例)「きみには無理だ、難しい、出来るわけがない」「もっ…

信頼関係を築く

[信頼]:信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。(デジタル大辞泉) 「人間のパフォーマンスは『何を』、『どんな心でやるか』でできている」(辻秀一) チームビルディングでは、「信頼関係の構築」が何よりも大切だ。「体」…

レッテル

発達段階の子どもに対する大人の過度な意味づけやレッテルは、子どもにとって大きなプレッシャーになったり、自信喪失につながるリスクがある。 また他の子どもとの比較や、失敗に対するくり返しの批判は、子どもの自己肯定感を低くしてしまう。 子どもにと…

ブログ、引っ越ししようとしてやめました。

ブログ、引っ越ししようとしてやっぱりやめました。 まだ始めたばっかりなのに、現状維持は停滞だとかブレブレな気持ちで新しいものに飛び付こうとしてたんですが、何か違うなーと思い、結局このまま続けていくことにしました。 僕と同じようにジュニアサッ…

今、自分が出来ることにベストを尽くそう

サッカーには勝敗を競い合う相手チームがいて、どんなに強いチームでも負けることはある。天候やコンディションや審判の判定や対戦相手は変えられないし、チームメイトのミスや過去の結果を変えることは出来ない。 「他人と過去は変えられないが、自分と未来…

ロングスローについて

今回の高校サッカー選手権で話題になったロングスローについて、世間では賛否両論があるようだ。 ルール上認められているものだしゴールに近づくための武器の一つとして非常に効率的なのでもっと技術を磨いていくべきだという意見、美しくない・アンチフット…